２０１６年と２０２０年のビンテージ違いを是非、お楽しみください。限定６本です。

ケープワイン専門業者のなかでも、こうしたビンテージ違いを比較できるアイテムを持つショップは珍しいです。

ネッビオーロの真髄を映し出すイタリア的な静かな感動を呼び起こす珠玉の味わい。

モーゲンスターのネッビオーロは、イタリア人オーナーの故ジュリオ・ベルトランドの故郷であるピエモンテ地方から苗木を輸入しました。この力強く、バランスの取れた赤ワインは、赤と黒のチェリー、スパイス、リコリス、土の香りと共に、バラの花弁やスミレのような花のノートを特徴としています。この洗練されたエレガントな品種がジュリオのお気に入りであったのも納得です。

ヴィンテージの特徴と栽培条件:

ネッビオーロ100％。ＷＯ：ステレンボッシュ、ヘルダベーグ地区。モーゲンスターのチームがピエモンテで独自に選定した苗木を1999年輸入し、標高135ｍの1.6haの自社畑(NB5, NB6を区画V36 a&b)に植樹したもの。2006年に上級ブランドのNABUCCO（ナブッコ）として初リリース。成熟期における風の影響で果実が小さくなり、色とフレーバーの濃縮が良好に進みました。夏は適温でぶどうはゆっくりと均等に成熟し、素晴らしくバランスの良い熟した果実が収穫できた。

特に、2016年は傑出したヴィンテージ。 観測史上最も乾燥したヴィンテージで、早めの収穫として始まりました。12月と1月の記録的な暑さは、2月と3月の低い気温へと変わったことで、後半の品種の成熟期間が長くとれた。18カ月樽熟、フレンチオークの新樽５％、３年目95％。瓶詰日：2018年2月6日　

一方、2020年も注目のビンテージで、フランス産オーク樽で18ヶ月間熟成し、そのうち5％は新樽、15％は2回使用樽、60％は3回使用樽、20％は4回使用樽で熟成されました。2021年11月8日に瓶詰めされた。

香りと味わい：

ネッビオーロの真髄を映し出す一本。まず、リラ、タイム、アニスといった気品あるハーブの香りが広がり、続いてシナモン、ナツメグ、クローブの甘美なスパイスが重なります。そこに、サワーチェリーやレザーの繊細なアロマが優美に調和。イチゴ、ザクロ、チェリーの洗練された酸味が、複雑で深みのある風味を奏でます。まろやかで豊かなタンニンが織りなす余韻の長さは、静かな感動を呼び起こす珠玉の味わいです。

ペアリング：

気品漂う芳醇な香りを持つ逸品。卓越した風味は、深い味わいを持つ珠玉の料理と見事な調和を奏でます。とりわけ、贅を尽くしたソースを添えた最上級の牛肉や、4種のチーズの豊かな風味が溶け込んだリゾットとの相性は格別。さらに、野生のキノコが織りなす大地の恵み、じっくりと熟成を重ねたチーズ、まろやかな苦みを秘めたダークカカオのチョコレートから、優美な甘みのデザートまで、幅広い美食のシーンを彩ります。